2016/05/31

顔を隠す=女性差別!?必ずしもそうとは思わないインド在住日本人の主張



写真:ドバイ在住イラストレーター、Sara Japanwallaによるイラスト


中東諸国のドバイに初めて降り立った、ある年の10月。

ドバイでの観光を一人楽しんでいたのだが、真昼間にジュメイラ・ビーチ沿いを歩いていた時、ふと思った。


「そこら辺でよく見かけるアラブ女性たちの格好のように、私も黒いベールで顔を隠したい!!!」


ある人たちは、 イスラム教徒(特にアラブ諸国)の女性たちが、黒いベールや衣装で顔や全身を覆い隠していることに対して、彼女たちは男性たちから蔑まれているのだ、との見解を示している。

全身を覆う黒い衣装が女性軽視の象徴かどうかは、私にはわからないが、必ずしもそういうわけではないと思う。

だって、日本人である私さえも、ドバイにいる時に、顔を隠したいと思ったのだから。

それは、郷に従って、というわけではなかった。

ただ単に、ドバイの日差しがあまりにも強すぎて、日焼け防止として顔を隠したくなったのだ。肌がヒリヒリするほどの日差しに当たっていると、顔を隠すことがとても当たり前に思えてくる。

ビーチ沿いを歩いていた真昼間、私は黒いベールなんてもちろん持っていなかったから、代わりに、サングラスを着用し、スカーフで顔を覆いながら歩く。でも、スカーフの巻き方が下手くそすぎて、見た目的には全くもっておしゃれではない。黒いベールを被った方が、まだ見るに耐えるファッションである。そう考えると、あのベールはますます合理的なものに見えてくる。

ドバイで見かけるヨーロッパ人たちは、日焼けに情熱を燃やしているのか、それとも、暑さをしのぐには薄着がいいと思っているのか、アラブ人たちとは対照的に肌の露出範囲が広いが、正直、ちょっとおバカさんなのではないかと思ってしまう。こんなところで日焼けをしたら、お肌に悪いし、肌を露出すると、逆に熱を吸収して余計暑いではないかと。

そんなわけで、肌を隠すための黒いベールと衣装に興味を持った私は、ベールはヒジャブ、衣装はアバヤと呼ばれていることを学んだ。

ヒジャブやアバヤのデザインも豊富で、リーズナブルなものから、ドバイモールでショッピングをするアラブ人マダム達が着そうな高級なものもある、ということもドバイ滞在中に見て取れた。

おしゃれなヒジャブとアバヤを買って帰りたいと思うものの、結局どこで買えるのかわからずに日本帰国日となってしまったことが残念である。

今現在、私はインドにいるが、未だにヒジャブとアバヤへの未練が断ち切れない。

インド女性の民族衣装としてサリーがあり、布で体を覆うという点ではアバヤと似ているのだが、サリーの生地は基本薄いので、日焼け防止にはならない。

アバヤが日焼け防止対策になるのに加え、ヒジャブは、インドの埃や塵から守ってくれるマスク代わりにもなりそうだ。こんなに実用的なものはないではないか!インドでも流行るべきだ!

オールドデリーでは、イスラム教徒たちが多く住む地域だからか、ヒジャブとアバヤを着用する女性たちを見かける。だから、インドでもきっとヒジャブとアバヤが販売されているはずだけれども、私は購入先を知らずじまい。

2016年初旬に発表されたドルチェ・アンド・ガッバーナのアバヤコレクションは、すっごくキュートでオシャレだから憧れるものの、インドで着るには勿体無いし、私には購入するお金もない。

願わくは、一刻も早く、ユニクロがインドネシアだけではなく、日本でもアバヤコレクションを販売してくれますように。ぜひ数着購入して、インドに持ち帰りたい。


ドルチェ&ガッバーナのアバヤコレクション


ユニクロ、アバヤコレクション




0 件のコメント:

コメントを投稿

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...